更新日:2022年01月18日
昭和29年から46年までの三次にわたる沖ノ島の発掘調査を受けて、昭和55年に竣工した博物館です。
沖ノ島から発見された8万点に及ぶ膨大な数の神宝は、どれも各時代の第一級品で全て国宝に指定され、神宝館に収蔵展示されています。
神宝館
宗像市田島2331
0940-62-1311(代表)
0940-62-1315
午前9時から午後4時30分(最終入館午後4時)
神宝館の外観。
神宝館を出て左へ行くと宗像大社の本殿(辺津宮)へ続く道がある。
三角縁神獣鏡などの多くの鏡をはじめ、儀式用の幡などを下げる「金銅製龍頭」や陶器「唐三彩長頸瓶」など中国製の文物も展示しています。そのほか朝鮮半島の新羅(しらぎ)で作られた「金製指輪」やササン朝ペルシャ製のカットグラス片などもあり、歴史資料が多数そろっています。千数百年も眠り続けた秘宝を一堂に展示しています。その他、桃山時代から江戸時代にかけて宗像大社へ奉納された三十六歌仙図扁額の特別公開や御祭神へ奉納された刀剣を特別公開する展覧会など、1年のうちの一定期間「神宝館特別展」も行われていますので期間をこちらで確認の上、足を運んでみては。
中国の魏時代の漢式鏡「三角縁神獣鏡」
朝鮮半島の新羅(しらぎ)で作られた「金製指輪」
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