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宗像でおみやげを買うならココ!贈った人を笑顔にする宗像らしい品が続々登場!

更新日:2024年04月06日

あなたが思い浮かべる宗像のおみやげといえば何? 海が近いことから海産物を連想する人が多いかもしれないが、それだけに止まらない。おみやげを購入できる3店舗を訪ね、人気のある商品をリサーチ。そこには宗像の魅力が凝縮されていた!

街道の駅 赤馬館

街の情報をゲットしながら特産品も手に入れよう

初めて訪ねた人の誰もが、江戸時代を連想させる趣ある建物に「お~!かっこいい」と声を上げる。一瞬、何屋さん?と思う佇まいの建物こそ、『街道の駅 赤馬館』だ。2014年に、宗像市東部の観光拠点施設として開館。主に観光客に対して、宗像の魅力や情報を発信している。

赤馬館1

屋号の「赤馬」は「あかま」と読む。地名の「赤間(あかま)」となぜ、漢字が違うのか。その答えを館長の長尾洋二さん(2023年3月取材時)は「神武天皇がこの地を訪ねるときに、赤い馬(赤馬)に乗った八所宮の神様が現れたという言い伝えが古事記に載っています。あかまという地名は、そこから来ているそうですよ」と教えてくれた。現在使われている漢字は「赤馬」が発展したものらしい。

赤馬館2

赤間は、江戸時代に唐津街道の宿場町「赤間宿」として栄えた。その趣は約250年経った今も健在。『赤馬館』の周辺には、約230年前に創業し、宗像大社のご神酒「樽の露」の醸造元としても知られる『勝屋酒造』や古民家を活用した飲食店などが並び、心温まるもてなしが受けられる。JR教育大前駅から徒歩5分とアクセスもいいので、まち歩きもおすすめ!

赤馬館3

『赤馬館』は、宿場町の建物らしく、間口が狭く奥に長い、いわゆる“うなぎの寝床”と称される構造。もともと呉服店が建っていたそうで、梁など一部建材はこの建物で再利用されている。施設内は、季節の装飾などでとても華やか。“ようこそ”の声が聞こえてくるようだ。

赤馬館4

入って右手にあるお土産売り場では、菓子、調味料、小物などの特産品がずらり。宗像にある歴史ある酒造2ヶ所を紹介するコーナーなどもあり、物販だけでなく、地元企業の取り組みを紹介したり、PRしたりすることにも力を入れている。(酒の販売はしていない)

赤馬館5

落ち着いた雰囲気の「喫茶コーナー」で、一服するだけでもどうぞ。定食やカレーなどの食事メニューもあり、特に大島の塩や宗像市内で醸造される醤油や味噌を使ったラーメンが人気だ。「喫茶コーナー」の注文は10時半から15時半まで。

赤馬館6赤馬館7

おすすめのお土産は、いずれも生産者の顔が見えるものをピックアップした。

1つ目は『フミ子の生ゆず胡椒』。

宗像に住む“フミ子さん”が家族のために作り続けたゆず胡椒。その味とこわだりを、息子さんが受け継ぎ、商品化した。『大吟 青』『大吟 赤』『大吟 黄』『大吟 黒』の4種類をラインナップ。ゆずの果皮を贅沢に使い、香りにこだわった。蓋を開けた時の香りは特筆もの。『赤馬館』の向かいにある工場で製造している。

赤馬館8

『宗像の竹のっ娘』は、荒廃した竹林を伐採し、その竹をおいしく加工した宗像生まれのメンマ。「アカモク入リ」と「甘麹とゆず胡椒入り」の2種類。味付けに、宗像らしさが出ているから、おみやげにもしやすい。これは「宗像を防災に強い地域にしたい」という地域への想いから生まれた商品だそう。食べること、贈ることで、SDGsに貢献できる点も嬉しい。

赤馬館9

そして一番人気は、『大庭さんのみかん』。宗像市山田で『はるか』などのみかんを育てる農家さんで、「手抜きをせずに、1つ1つ丁寧に育てること。期待を裏切らない品質の高い商品を提供していくこと」をモットーに、味のいい柑橘づくりにチャレンジしている。

通年で8種類のみかんを栽培し、季節ごとに違った品種を販売(一時期、販売がない時期もある)。リピーターが後を絶たない人気商品なので、見つけたらラッキー!だ。

赤馬館10

[住所]宗像市赤間4-1-8
[電話]0940-35-4128
[営業]10時から17時(食事処は10時半から15時半オーダーストップ)
[定休]月曜日(祝日の場合は翌日、夏季・冬季休館あり)
[HP]https://www.akamakan.info

宗像観光おみやげ館【令和6年3月31日(日曜日)営業終了】

道の駅に隣接する
宗像市最大のおみやげ処

福岡市と北九州市を結ぶ国道495号沿い。九州屈指の人気を誇る『道の駅むなかた』と同じ敷地内にある『宗像観光おみやげ館』。「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群が世界遺産に登録された翌年の2018年に開館。駐車場が広いので、週末になると大型バスも続々と乗り入れている。品数、来客数ともに、宗像一の規模を誇るおみやげ処だ。

おみやげ館1

『おみやげ館』の品揃えは、なんと約1000種類! しかも驚くことに、お隣の『道の駅むなかた』と同じ商品は一つも置いてないそう。宗像市のお土産物を中心に、福岡を代表する銘菓や加工品も揃うため、帰郷の手土産を買い求めに訪れる地元の人も少なくない。

おみやげ館2

玄界灘に面した宗像市らしく、海産物コーナーの充実ぶりがすごい。冷蔵の加工品だけでなく、冷凍品も豊富。保冷剤や保冷バックなども販売されているので、持ち運びも安心だ。

おみやげ館3

季節ごとに一押しの商品を紹介するコーナーがあるから、急いでいる時や流行りを察知したいときは、特設コーナーを上手に利用しよう。

おみやげ館4

連日多くのお客様が訪れる『宗像観光おみやげ館』の中で、人気が高い箱菓子が『福岡宗像あなごパイ』。宗像・鐘崎漁港で水揚げされたアナゴの粉末が入っていて、宗像らしさもありつつ、サクサクの食感が老若男女に喜ばれている。浜松銘菓の有名菓子とよく似たネーミングとフォルム…。これも「会話のタネになる!」と、人気の理由になっているそう。

おみやげ館5

『塩レモンケーキ』は、最近注目が集まっている商品の一つ。皮まで安心して使える宗像市の生産者・岩佐さんの「宗像レモン」と、宗像・大島の塩という、宗像の特産品の掛け合わせで誕生した。宗像のこだわりと自然の恵みが詰まっているだけでなく、パッケージがキュート。個包装でシェアしやすいと、女子ウケがいいポイントが満載だ。

おみやげ館6

親戚や親しい人には「むなかた鶏」を使用した『とりなべ』『とりすき焼』はいかがだろうか。「むなかた鶏」は宗像市内で、宗像産の飼料米などを独自配合した飼料で育てたブランド鶏で、肉の旨味が強い。鍋に入れてもパサついたり、味が抜けたりしにくい。野菜を加えれば、すぐに食べられるお手軽さもあって、地元では来客用にストックしている人もいるそう。自分へのおみやげにしても良さそうだ。

おみやげ館7

 注:令和6年3月31日を持ちまして営業終了

[住所]宗像市江口1172
[電話]0940-62-3800
[営業]9時から17時
[定休]第4月曜日、お盆期間、年末年始
[HP]https://www.michinoekimunakata.co.jp/publics/index/40/

さよしま

宗像市の神湊港ターミナルから、市営渡船で約15~25分。福岡県で最も大きい離島・大島は、『沖ノ島』とともに世界文化遺産に登録された『宗像大社中津宮』や『沖ノ島』を遠くから拝むための『沖津宮遙拝所』を有する“神守る島”。レジャースポットが多く、海鮮がおいしいことから、旅行先としても人気がある。

さよしま1

大島港ターミナルを出ると、すぐに直売所『さよしま』は見えてくる。公式には徒歩1分となっているが、肌感覚では1分もかからない距離。ここなら、ターミナルまでの時間が計算できるから、帰りでもギリギリまで買い物が楽しめる。

さよしま2

宗像漁協大島支所が運営する直売所というだけあって、店内には大漁旗も飾られている。漁師を廃業した方が売りに出した蛸壺なんかもあって、一般的なおみやげ処とは違う雰囲気。そこが“大島らしさ”を感じられて楽しいところ。あかもくなどの海藻類、干物、塩、菓子など、漁協が独自に開発した商品も多いので、絶対立ち寄ろう。

さよしま3

おみやげではないが、土曜日、日曜日限定で「魚ロッケサンド」、「旬のお魚バーガー」「宗像牛コロッケバーガー」などの軽食を販売。漁港で水揚げした魚(主にブリやサワラ)を自分たちでさばき、生パン粉をつけでフライにした手作りのバーガーは、ボリュームも味も満点。とにかくフライが大きくて、サックサク。海を見ながら頬張れば、幸せ気分に包まれる。「魚ロッケ」は、平日でも食べられる。

さよしま4

大島名物の一つが『宗像大島あかもく』。大島のあかもくは、旬の2~3月に近海の水深3m~5mまでもぐり、手作業で収穫。食感よく仕上げるために、挽き方にもこだわっている。そのまま真空冷凍で販売されている商品もあるが、味付けした商品も豊富。特に玄界灘の大マダコと『宗像大島あかもく』を特製の梅酢で合わせた『たこもく』は、おつまみや副菜にもぴったり。明太子入りの『明太たこもく』は、病みつきになるおいしさだ。

さよしま5

大島の海の恵みをおいしく、さらに保存食にした商品も人気。常温で1年間保存できるため、店舗スタッフの皆さんも非常食として買うそうだが、「おいしくて、買ってすぐに食べてしまう」そう。すぐには渡せない相手にも、日持ちを考えずに購入できるのがいい。

大島産天然サバの『ぬかだき』、ご飯入りの『ぬかだき鯖めし』『ひじきめし』『茎わかめめし』の4種類がある。

さよしま6

最後に紹介するのは、大島みやげの代名詞ともなっている「塩」。今や大島を超えて、宗像を代表する特産品にもなっているが、「藻塩」、「結晶塩」、沖ノ島近くの海水を使用した「沖ノ島塩」の3つがセットになった『女神の塩』は、大島限定の販売。少量ずつなので、ちょっとした手土産にも喜ばれそう。コーヒー豆と大島の塩を一緒に焙煎した『大島の塩珈琲』は、珍しい取り合わせで味が気になる! 贈っても話題になること間違いなしだ。

さよしま7


[住所]宗像市大島1809-8
[電話]0940-72-2666
[営業]9時から15時(土曜日、日曜日は15時半まで)
[定休]火曜日、年末年始
[HP]https://www.sayoshima.jp

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